北欧建築の旅06 ストックホルム市立図書館
スウェーデン ストックホルムの市立図書館(1928年)です。建築家エーリック・グンナール・アスプルンド(1885-1940)の設計です。彼の代表作「森の墓地・森の火葬場」(後に紹介します)が世界遺産に登録されたことにより、この図書館も今まで以上に注目されています。日本でもTBSテレビの「世界遺産」で紹介されていました。
新古典主義のこの建築は都市のランドマークとして現在でも堂々とこの場所に存在していました。
重厚な感じの少し薄暗いエントランスホール、階段をゆっくりと上っていくと、そこには圧巻の大空間が広がっていました。
360度、本に囲まれたこの大閲覧室は、まるで本の神殿といった様相です。三層の本棚の上部には円筒形のハイサイドライトが設けられ、そこから降り注ぐ光がこの空間をさらに印象深くしていました。
読書するなら、落ち着いた雰囲気の小閲覧室がおすすめです。
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